目次
授業の準備
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前回の復習
前回の知識問題
- Webサイトの配色で、一般的な割合はどれですか
- ベースカラー(70%)、メインカラー(25%)、アクセントカラー(5%)
- ベースカラー(60%)、メインカラー(25%)、アクセントカラー(15%)
- ベースカラー(50%)、メインカラー(30%)、アクセントカラー(20%)
- ベースカラー(90%)、メインカラー(5%)、アクセントカラー(5%)
- ベースカラー(75%)、メインカラー(20%)、アクセントカラー(5%)
- Webサイトで使うフォントで「ユニバーサルデザインフォント」の正しい特徴はどれですか
- 年齢や障害の有無を問わず誰にでも読みやすい
- デザインが洗練されていてかっこいい
- 主に大学の研究で使われる
- 無料で使用することができる
- 英語や日本語など、あらゆる言語が含まれている
- Webサイトの余白で、実用的で使い勝手の良い組み合わせはどれですか
- 内側の余白が16px、外側の余白が16px
- 内側の余白が10px、外側の余白が10px
- 内側の余白が15px、外側の余白が15px
- 内側の余白が0px、外側の余白が0px
- 内側の余白が8px、外側の余白が8px
- Webサイトの角丸について、間違っているものはどれですか
- 角丸がない四角形は使ってはいけない
- 角丸がない四角形では、規律や信頼、安定感を感じる
- 角丸がある四角形では、柔らかさや優しさを感じる
- 同じWebサイト内では角丸の大きさを統一する
- 角丸が大きいと子どもっぽいデザインになる
- Webサイトの写真やイラストについて、間違っているものはどれですか
- 写真とイラストは同時に使ってはいけない
- 写真のテイストがWebサイトの雰囲気に影響を与える
- イラストのテイストがWebサイトの雰囲気に影響を与える
- Webサイト内で使用する写真のテイストは統一する
- Webサイト内で使用するイラストのテイストは統一する
Webサイトを効率よくつくる
「部品」とは、機械などを構成するひとつひとつのパーツのことです。Webサイトは「部品を組み合わせてつくる」という考え方をすると、効率よく作成することができます。

上の写真はデジタルカメラを分解して部品を並べたものです。全体としては複雑な機械でも、たくさんの部品を集めたものだと考えると、開発や製造がかんたんになります。
同じように、現在のWebサイトはとても複雑なものですが、ある程度の大きさに分けて「たくさんの部品の組み合わせてつくる」と考えると、制作や運営がかんたんになります。
「部品を組み合わせてつくる」に関係のある言葉
- 組み合わせて作る
- モジュール
- コンポーネント など
- 型に合わせてつくる
- テンプレート/雛形 など
- 部品の単位
- ユニット
- パーツ
- エレメント など
- 部品をまとめたもの
- パッケージ
- ライブラリ
- 関数 など
- 機能を追加する
- プラグイン
- アドオン/アドイン など
Webサイトは共通の部品からできている
Webサイトはたくさんの共通の部品からできています。
どこがどのように共通化されているのかを考えましょう。
Webページ内での共通の部品(エリアによる切り分け)
- Webページ
- ヘッダーエリア
- ロゴ
- (ヘッダー)ナビゲーション
- メインエリア
- コンテンツ(ここは共通ではない)
- フッターエリア
- コピーライト
- フッターメニュー
- ヘッダーエリア
コンテンツ内での共通の部品(機能による切り分け)
- コンテンツ
- パンくずリスト機能
- コンテンツ表示機能(ここは共通ではない)
- CTA機能
- シェア機能
- 関連する記事の紹介機能
コンテンツ本体内での共通の部品(セクションによる切り分け)
- コンテンツ本体
- 見出し1
- 見出し2
- コンテンツ(段落、画像、リスト など)
- 見出し2
- コンテンツ(段落、画像、リスト など)
- 見出し3
- コンテンツ(段落、画像、リスト など)
- 見出し3
- コンテンツ(段落、画像、リスト など)
- 見出し2
- コンテンツ(段落、画像、リスト など)
- 見出し2
- 見出し1
Studio:コンポーネントを使う
Studioにログインしてください。
Studioの「コンポーネント」は、よく使うパーツを共通化して、プロジェクト内で再利用できる仕組みです。例えば「ヘッダー」をコンポーネント化すると、全ページでヘッダーを共通化することができます。また、作成したヘッダーのコンポーネントを編集すると、すべてのページのヘッダーに編集が反映されます。
コンポーネントのメリットとデメリット
- メリット
- Webサイトを作成する時、同じパーツを何度もデザインする必要がなくなる
- Webサイトを編集する時、一箇所の編集で複数のページを編集することができる
- Webサイトを利用する時、ユーザーにとって、Webページの構成がわかりやすくなる
- デメリット
- Webサイトを作成するとき、トップページには適用できないことがある
- Webサイトを作成するとき、コンポーネントを踏まえた設計をするのが難しい
- Webサイトを編集するとき、コンポーネントを理解して編集する必要がある
Studioのコンポーネントを使ってみよう
ヘッダーをつくる

- ボックス(A)を追加する
- ボックス(A)の横幅を「100%」にする
- ボックス(A)の縦幅を「160px」にする
- ボックスAの背景色を「#dddddd」にする
- ボックスを2つ(B、C)追加する
- ボックス(B)は横幅を「50%」にする
- ボックス(C)は横幅を「50%」にする
- ボックス(A)の配置を「中央/中央」、並びを「横並び」にする
- ボックス(B、C)のパディング(内側の余白)を「16px」にする
- テキストボックスをボックス(B)に追加する
- テキストボックスの内容を「私のウェブサイト」にする
- ボックス(B)の配置を「左/中央」にする
- テキストボックスをボックス(C)に追加する
- テキストボックスの内容を「HOME」にする
- テキストボックスをリスト化する
- リストに「ABOUT」と「CONTACT」を追加する
- ボックス(C)の配置を「右/中央」にする
- レイヤーからボックス(A)を選んで、タグの種類を「header」にする
- ボックス(A)左上の「header」を右クリックして「コンポーネント化」する
- コンポーネントの名前を「header」にしてコンポーネントを作成する
- メニュ→追加→コンポーネントから、headerが保存されていることを確認する
フッターを追加する

ヘッダーの作り方を参考にしながら、フッターのコンポーネントを作成してみましょう。
- タグの種類は「footer」にする
- 中央揃えでメニュー(HOME、ABOUT、CONTACT)を追加する
- 「2025 © MyWebSite, All Rights Reserved.」というテキストを追加する
- 「©」は「まるしー」と入力して変換してください
ここで作成したヘッダーとフッターは、今後の授業でも利用します。
知識問題
今日の授業内容を知識問題で復習しましょう。
CampusApp

- CampusAppの「CBT(知識問題)」から、知識問題にチャレンジしましょう
- 100点が取れるまで、繰り返し挑戦しましょう
- 期末の定期試験は知識問題の中から出題します
パソコンの再起動/シャットダウン
授業の終わりに必ずパソコンを再起動(次に他の授業がある場合)、またはシャットダウン(次に他の授業がない場合)してください。