- 人は情報をまとめて「かたまり」にして記憶します
- その情報をまとめる数が「4±1」であれば記憶しやすいということが知られています
目次
チャンキング
チャンキングとは、情報をかたまり(チャンク)にまとめることです。
たとえば、電話番号が「+8109012345678」の場合、全部を一度に覚えるのは難しいですが、「+81」「090」「1234」「5678」というように、いくつかのチャンクをつくり、まとめると記憶しやすくなります。
BAD:+8109012345678
↓
GOOD:+81-090-1234-5678
マジックナンバー
マジックナンバーとは、人が記憶できる情報のかたまり(チャンク)の数のことです。
その「情報のかたまり」の数が4±1であるとおぼえやすいということが知られています。
たとえば、電話番号が「+8109012345678」の場合、「+8109012」と「345678」の組み合わせよりは、「+81」「090」「1234」「5678」のほうが記憶しやすいです。
BAD:+8109012345678
↓
BETTER:+8109012-345678
↓
BEST:+81-090-1234-5678
チャンキングとマジックナンバーの例
ゲームの専用コントローラー

- ゲームの専用コントローラーには、非常にたくさんのボタンがあります
- たとえば、SONYの「PlayStation 5」では「△」「◯」「×」「□」「上」「下」「左」「右」「右スティック」「左スティック」「R1」「R2」「L1」「L2」「タッチパッド」「オプション」「クリエイト」「PS」「ミュート」と、19種類のボタンが存在します
- これを次のようにまとめることで、わかりやすくしています
- 右に配置(右手で操作)
- 「△」「◯」「×」「□」
- 「右スティック」
- 「R1」「R2」
- 左に配置(左手で操作)
- 「上」「下」「左」「右」
- 「左スティック」
- 「L1」「L2」
- 真ん中に配置
- 「タッチパッド」
- 「オプション」
- 「クリエイト」
- 「PS」
- 「ミュート」
- 右に配置(右手で操作)