授業の準備
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前回の復習
前回の知識問題
- 安全なパスワードの要件ではないものはどれですか
- 頻繁にパスワードを変更する
- 12桁以上、できれば14桁以上にする
- 大文字、小文字、数字、記号をすべて含む
- 「password」などにしない
- パスワードを使い回さない
- 次のうち、もっとも良いパスワードはどれですか
- K84HDdne22uZ5o%
- password1234
- K84HDdne22uZ5ol
- K84HDDNE22UZ5O%
- 1234password
- マルウェアやウイルスの対策として間違っているものはどれですか
- アプリケーションをたくさんインストールする
- 不審なUSBメモリーを使用しない
- 違法な無料ソフトウェアを使用しない
- セキュリティソフトを使用する
- メールに添付された不審なファイルを開かない
- フィッシングの対応として間違っているものはどれですか
- 請求に対してできる限り早くお金を支払う
- 自分よりも詳しい人にみてもらう
- リンク先のURLを確認する
- 知らない相手が送ってきた添付ファイルを開かない
- メールの送信元を確認する
- セキュリティにおける「BYOD」はどれですか
- Bring Your Own Device
- Beat Yourself Out Drive
- Brink Yet Owner Done
- Bot You Odd Dad
- Base Your Outcast Dice
SNSのリスク
日本では、ほとんどの人がSNSの「LINE」を使っています。

30代以下の世代では「X」や「Instagram」などのSNSの利用率が高くなっています。

LINEのように、知っている人やグループの間で使用するクローズドなコミュニケーションツールに慣れていると、XやInstagramのようなオープンなSNSが本来持っている情報の拡散性(広まる力)や、不特定多数の人が閲覧する可能性を忘れてしまいがちです。
SNSのリスクについて学びましょう(11分5秒の動画です)。
タイピング練習
キーボードで日本語を入力する練習をしましょう。
CampusApp

- CampusAppの「CBT(タイピング練習)」から、タイピング練習をしましょう
- 約10分間、タイピングの時間を設けます
- 1回3分間なので、少なくとも3回は練習できます
- 点数や回数は記録されますので、評価の対象とします
- 授業時間以外にも繰り返し練習して、正確に速くタイピングできるようになりましょう
AIの現状
「AI」とは、「Artificial Intelligence」 の略です。日本語では「人工知能」と呼びます。AIは私たちの生活に大きな影響を与えており、今後その影響力が大きくなる可能性があります。AIについて、その現状を学びましょう。
参考)AI(人工知能)
よく使われているAIモデル
| ChatGPT(チャットジーピーティー) | OpenAI社によるAIサービス。第3次AIブームのきっかけとなった。推論(考えて答えを出す)が強い。 |
|---|---|
| Copilot(コパイロット) | Microsoft社によるAIサービス。ChatGPTを採用している。Officeアプリと連携。 |
| Gemini(ジェミニ) | Google社によるAIサービス。長文を処理することや文章の意味を理解するのに優れる。 |
| Claude(クロード) | Anthropic社によるAIサービス。敬語など、自然で読みやすい文章が得意。 |
| Grok(グロック) | xAI社によるAIサービス。Xとの連携によりリアルタイム情報にアクセスできる。 |
AIでできること
- コンテンツ生成型(コンテンツを作る)
- 文章/テキスト生成
- 質問への回答
- 文章作成
- 要約
- 翻訳
- プログラミング
- アイデア作成
- 画像/イラスト生成
- 写真修正
- 写真/イラスト生成
- 動画/音声/音楽生成
- 動画生成
- 音楽生成
- ナレーション
- 議事録作成
- 文章/テキスト生成
- 業務特化型(特定の仕事をこなす)
- 業務効率化/自動化
- オフィス系アプリケーション統合
- データ化
- カスタマーサポート
- スケジュール調整
- 分析/予測/検知
- 需要予測
- 異常検知
- 医療診断
- セキュリティ向上
- 業務効率化/自動化
AIのリスク
とても便利なAIですが、知っておくべきリスクがあります。
情報セキュリティとプライバシー
- 機密情報の漏洩:AIへの入力データから機密情報が漏れるリスクがあります
- サイバー攻撃:AIシステムを悪用したサイバー攻撃が増加する可能性があります
- プロンプトインジェクション:不正なプロンプトによってAIの情報を盗み出されたり、意図しない動作をさせられたりします
知的財産と法的リスク
- 権利侵害:AIが生成したコンテンツが、既存の著作権や商標権を侵害する可能性があります
- 責任問題:AIの出力に誤りがあった場合、誰に責任があるのかが決められなかったり、法的な責任を問われたりする可能性があります
情報の信頼性と倫理
- ハルシネーション:AIが事実ではない間違った情報を生成する「幻覚」を起こすことがあります
- 不適切な出力:差別的な内容や倫理的に問題のある出力をする可能性があります
- バイアス:学習データに偏りがあると、不公平な判断をしたり差別につながったりする可能性があります
社会的影響と経済的影響
- ディープフェイク:AIによって生成された偽の音声や映像が、詐欺やフェイクニュースに悪用されることがあります
- 雇用の減少:AIの導入により、人間の仕事がAIに奪われることで雇用が減少する可能性があります
- 大衆扇動:AIが世論を誘導し、社会的な混乱を招く可能性があります
これらのリスクに対処するためには、適切なガイドラインを決めたり、技術的な対策をすること、そしてAI利用者のリテラシーを向上させることなどが重要です。
AIとうまく共存する
第3次AIブーム以降、これまでの仕事が次々とAIに置き換わっています。特に、AIには置き換えられないと思われていたホワイトカラーの仕事(事務、管理など専門的な業務や、アイデアを出したり創作したりするようなクリエイティブな業務)までもが代替される可能性があり、「働くこと」の方法や意義が大きく変化しようとしています。
この変化の中で最も影響を受けるのは、現在大学生である皆さんかもしれません。外国語の勉強が不要になったり、テストの答えが瞬時に分かったり、レポートが一瞬で作成できたりと、AIの使い方を誤ると、本来大学生がするべき体験や習得すべき知識を得られないまま卒業してしまう可能性があります。
だからこそ、AIができることやAIに任せることと、自分ができることや自分にしかできないこととをしっかりと考えて、AIとうまく共存する方法を身に着けましょう。
知識問題
今日の授業内容を知識問題で復習しましょう。
CampusApp

- CampusAppの「CBT(知識問題)」から、知識問題にチャレンジしましょう
- 100点が取れるまで、繰り返し挑戦しましょう
- 期末の定期試験は知識問題の中から出題します
パソコンの再起動/シャットダウン
授業の終わりに必ずパソコンを再起動(次に他の授業がある場合)、またはシャットダウン(次に他の授業がない場合)してください。